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西大寺鉄道 その20 〜広谷駅から西大寺市駅へ〜 [廃線跡探訪]

 やがて線路跡の道は砂川にさしかかります。
 歩行者・自転車専用の橋がかかっていますが、かつては石積みの橋脚にプレートガーダーの鉄橋がかかっていて、そこを列車が渡っていました。
 ミニSL牽引の列車が芥子山を背景に砂川鉄橋を渡っている姿を写したセピア色の写真は、西大寺鉄道のシンボル的光景としてよく知られています。

※写真=現在は歩行者・自転車専用の橋が架かる砂川鉄橋跡。東望。

 砂川を渡るとすぐ、国道2号バイパスと交差します。線路跡のサイクリングロードは、バイパスの側道をスロープ式の歩道橋で超えます。
 もちろん歩道橋は廃止後に設置されたもので、歩道橋の直下に鉄道の痕跡は全く残っていませんでした。歩道橋が横切っている道路部分に至っては、なおさらです。

※写真=国道2号の側道を歩道橋で越える。広谷駅側から東望。

 歩道橋の東側に降りると、線路跡を利用した自転車道に戻り、広谷駅跡の辺りで見たあの幾何学的な形の緑地帯が道の両側に再び現れます。
 が、正面にはショッピングセンター「リョービプラッツ」の看板が見えており、その手前には両備バスの西大寺バスターミナルの広大な車庫も見えます。これら両備系の施設が集中している地点に、西大寺鉄道の始点であった「西大寺市駅」がありました。

※写真=線路跡を利用したサイクリングロードの東端。バスターミナルとなった西大寺市駅跡が見えてきた。東望。


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